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【イベントレポート】人を、世界を「つなぐコーヒー」— 『アデナコーヒー』の挑戦 —
いつもご愛顧いただきありがとうございます。ただいまの和田です。
9月に開催した特別講座
「人を、世界をつなぐコーヒー」—『アデナコーヒー』の挑戦— にご参加いただき、誠にありがとうございました。
COFFEE ROOTS合同会社代表の倉持さんの想い、そしてインドネシア・スマトラ島から来てくださったアデナコーヒーのアビーさんとアガさんの言葉、彼らがつくる個性豊かなコーヒーの味わいを、ここ日立で皆さんと分かち合えたことは、私たちにとっても特別な時間でした。

共催は
・COFFEE ROOTS合同会社代表の倉持さん
・CAMEO COFFEE COMPANYさん
・明秀学園日立高等学校 教諭/柴田一生さん
・Coffengeing Roastery代表の大内さん
ボランティアスタッフや学生の皆さんも協力してくださり、まさに「人と人、地域と世界をつなぐ」ひとときになりました。

・「インドネシアのような小規模農園が多い地域の農家さん〜市場に出るまでの流れや、生産者の思いに近づけた気がした。」
・「アビーさんが話されたことのすべてが納得でき、かつ試飲した3種類のコーヒーが 全く異なり卓越したテイストであった」
・「参加を決める際は、マンデリンコーヒーを中心に産地別の味の違いや、美味しくいただく淹れ方の説明をしていただくセミナーなのかな、との軽い気持ちで参加致しましたが、政治や環境問題への強い関心、そして日本でも勉強になる持続可能な農業生産とは、等の地球規模の問題への話題にも触れることができ、今後はコーヒーを飲むという行為に深い意味を持つ事になるな、と感じさせる時間でした。」
参加者の方々からはこんな嬉しい声をいただきました。
コーヒーの“味”を超えて、“人の物語”が心に残る時間だったと思います。

新しいインドネシア豆、11月より登場
この講座で生まれたご縁をきっかけに、11月から「ただいまコーヒー」のインドネシア豆が新しくなります。力強いマンデリンらしいコクはそのままに、より透明感のある味わいへと進化しました。新しい生産者は、今回日立で講演を行ってくださったアデナコーヒーのアビーさんです。

アデナーコーヒーについて
アデナコーヒーは、スマトラ島ガヨ地区・ケナワット村で約300名の農家さんと共にコーヒーづくりを行っています。
「コーヒーを通じて、困難を経験した地域を支えたい」
アビーさんは、そう語ってくれました。
2015年、わずか1袋(60kg)のコーヒーから始まった挑戦は、今では国際的なB Corp認証を取得するまでに成長。
B Corpは、企業の社会的・環境的な取り組みを200項目で評価し、厳しい基準を満たした企業だけが認証を受けられる制度です。世界では約10,000社、日本ではまだ62社(2025年7月時点)。
「会社を取り巻くすべての人に誠実であること」——
アデナコーヒーの姿勢は、その象徴です。
同じ経営者として、私たちも心から尊敬しています。

「ただいま」も、B Corpを目指して
このコーヒーを選んでくださることは、
ガヨの農家さんの暮らしと、地域の未来を支えることにつながります。
そして、私たち「ただいま」もまた、お客様からは見えにくい部分も誠実でありたいという想いから、B Corp認証の取得を目指しています。大変な道のりですが、アデナコーヒーのように、一歩ずつ、誠実に進化を続けていきたいと思います。
イベント共催・協力一覧
・COFFEE ROOTS合同会社
▶︎ @coffeerootsjp
・株式会社ただいま
▶︎ @tadaima_coffee
・CAMEO COFFEE COMPANY
▶︎ @cameocoffeecompany
・明秀学園日立高等学校 教諭/柴田一生
▶︎ @issai.s
・Coffengeing Roastery
▶︎ @coffengeing_roastery
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-ボランティア協力-
明秀学園日立高等学校
▶︎ @meishuhitachi
-ゲスト-
Adena Coffee/アビー氏、アガ氏
▶︎ @adenacoffee